過払金の請求って、どうしたらいいの?

「過払金があるかわからない」

「過払金があるか、なにをしたらわかるの?」

過払金を請求するには、具体的に次のような流れになります。

過払金や時効について、詳しくはこちら↓

過払金請求って?
過払金請求を急がなくてはいけない理由

1.取引履歴の取り寄せ

過払金請求をしたい貸金業者から、取引履歴を取り寄せましょう。

過払金の請求は、まず、取引履歴を取り寄せるところから始まります。

郵送やFAX、電話などで、ご自身で取り寄せることもできます。

取引履歴には最後の取引も載っていますので、ここで時効の確認をすることもできます。

ひとつ注意が必要なのが、取引履歴を取り寄せるときに理由を聞かれても、「過払金請求のため」とは、言ってはいけないことです。

民法705条に「返済義務がないと知ったうえで、任意で返済した借金の過払金は請求できない」とあります。

「過払金請求のために取り寄せる」と伝えることは、「過払金であることを知っていた」と主張される場合があります。

もし聞かれても「いままでの取引内容を確認したいから」などと伝えるようにしましょう。

2.引き直し計算

引き直し計算とは、貸金業者から取り寄せた取引履歴をもとに、適切な金利(利息制限法で定める上限金利)で、過去の取引の計算をやり直すことをいいます。

過払金があるのか、あった場合はどれくらいの金額が発生しているのかなど、具体的な数字を計算して出していきます。

取り寄せた取引履歴の内容に沿って、借入年月日、返済年月日、金額などを入力すると、正しい金利で取引を行っていた場合の金額が出ます。

自分でもできるの?

無料でダウンロードできる引き直し計算ソフトもありますので、それを利用して自分で計算することも可能です。

しかし、細かくて複雑な計算に加え、取引履歴どおりに入力していけばよいだけでなく法律の知識が必要になってくる箇所もありますので、貸金業者に間違いを指摘されたり、損をしてしまう可能性もあります。

3.貸金業者と交渉

引き直し計算をした結果、過払金が発生していたら、ここでいよいよ貸金業者との交渉です。

貸金業者は、相手が弁護士や司法書士でも、過去の判例や取引のあれこれを持ち出し、少しでも過払金を減額しようとしてきます。

もっともらしいことを言われるので、そうなのかと思ってしまいがちですが、弁護士や司法書士はきちんと調査をしたうえでさらに反論をしていきますので、より高い過払金を得ることができやすいです。

本人が交渉すると、足元をみられ思うような結果を得られない場合もありますので、確実でより満足いく結果を望まれる場合は、弁護士や司法書士に依頼したほうが確実でしょう。

4.過払金請求をするときの注意点

過払金請求をするときに、ひとつ注意したほうがよいことがあります。

過払金の結果次第では、信用情報(ブラックリスト)に登録される可能性があります。

取引履歴を取り寄せるだけなら、登録はされません。

すでに完済済みで、過払金を得ることができた方も、登録されません。

返済中で、過払金よりも借金の残高が多かった方は、登録される可能性があります。

その理由は?

現在返済中の貸金業者に過払金請求をする場合、発生していた過払金は、まず借金の返済に充てられます。

過払金の方が多く、そのまま借金がなくなれば問題はないのですが、過払金の方が少なく借金が残ってしまう場合は

貸金業者によっては、これは債務整理のなかの「任意整理」という扱いになって、信用情報へ登録される可能性があるのです。

交渉力も影響するところになりますが、過払金請求をするときには、そういったリスクも考えて行う必要があります。

5.どこから借りていたかわからない場合は?

過払金が発生している借金は、多くが2010年6月よりも前、10年以上前になると考えられます。

その場合、「そのころ借金はしていたけど、どこから借りていたかもう覚えてない」、ということもあるのではないでしょうか。

そのような場合に、どこから借りていたか調べる方法があります。

「信用情報」の取り寄せです。

信用情報(ブラックリスト)とは、金融機関がローンやクレジットカードの審査のために確認をするもので、個人のローンやクレジットカードの返済状況などが一定期間保存されているものです。

自分が以前契約していた貸金業者が載っていますので、そこで確認をすることができます。

日本には、以下の3つの信用情報機関があります。

  • シー・アイ・シー(CIC)
    主に、消費者金融(アコムなど)や信販会社(クレジットカード)
    もっとも多くの信用情報を登録しているので、CICは必須
  • 日本信用情報機構(JICC)
    主に、消費者金融(アコムなど)や信販会社(クレジットカード)
    CICを取り寄せる場合は、いっしょに取り寄せるのが一般的
  • 全国銀行個人信用情報センター(JBA)
    メガバンク、地方銀行、信用金庫、ろうきんなどの銀行係
    消費者金融や信販会社は、登録されていない
    銀行からの借入について知りたい場合は、JBAが確実

銀行からの借入にまったく身に覚えがない場合は、JBAは取り寄せなくてもよいでしょう。

CICとJICCは、両方取り寄せた方が確実です。

6.弁護士や司法書士に依頼するメリット

過払金の調査は、自分で行うことができます。

しかし、弁護士や司法書士に依頼することで、以下のメリットもあります。

  • 正確な引き直し計算をしてもらえる
  • 過払金請求をしたほうが良いか、判断してもらえる
    (金額や状況によって、すると損をしてしまう場合があります)
  • 自分で交渉するよりも、満足のいく結果になること可能性が高い
  • 自分ですることはほとんどないので、待っているだけで過払金が戻ってくる
  • すべて弁護士や司法書士がやってくれるため、家族にバレにくい
  • 訴訟になったときに、そのまま対応してもらえる

弁護士や司法書士に依頼した場合はもちろん費用が発生しますが、過払金の交渉は何十万単位で動くので、それ以上に戻ってくる可能性も十分にあります。

また、過払金請求はそのまま訴訟になることも少なくありません(不当利得返還請求)ので、その場合はそのまま訴訟に移行してもらうこともできます。

無料相談を実施している事務所もありますので、まずは相談にいってみてはいかがでしょうか。

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