「借金を減額できる債務整理ってある?」
「毎月の返済額を変更したい」
そんなときに、借金が減額できる方法をここではご紹介します。
債務整理には、主に、任意整理・個人再生・自己破産の3種類があります。
このなかのどれを選んでも、借金を減額することが可能です。
ただし、減額幅は以下のように違いがあります。
任意整理 → 経過利息や将来利息をカットできる可能性があります
個人再生 → 借金の総額を、5分の1から10分の1程度まで減額することができます
自己破産 → 国に払う税金など以外、すべての借金を免除できます
「ほかは問題ないけど、この借入先だけ毎月の返済額を減らしたい」
「債務整理をすると都合の悪いところがあるから、そこはのぞいて整理をしたい」
そんな方には、任意整理がおすすめです。
このページの目次
任意整理は、債務整理する借入先を自分で自由に選ぶことができます。
裁判所をとおすこともないので、債務整理のなかでいちばん気軽にできる手続きで、いちばん利用者が多いのも任意整理です。
詳しくは、任意整理のページをご覧ください。
「財産(不動産や預貯金)を、そこそこ持っているから手放したくない」
「任意整理で利息を減額しただけでは返済が苦しいから、もっと大幅に減額したい」
そんな方には、個人再生がおすすめです。
個人再生は、裁判所をとおして、財産を守りながら、借金を大幅に減額する手続きです。
借金があるとはいえ、仕事もしていて安定した一定の収入もあるから、マイホームをはじめせっかくの財産(生命保険など)は手放したくない、という方は、個人再生をすることによって、任意整理とは違い借金の元金まで大幅に減額することができます。
ただし、個人再生をおこなうにはデメリットもありますので、事前にメリット・デメリットを納得したうえで手続きするようしましょう。
詳しくは、個人再生のページをご覧ください。
「財産もなにもない」
「収入も安定していないから、今後毎月の返済をしていける自信がない」
そんな方には、自己破産がおすすめです。
自己破産は、裁判所をとおして、借金をゼロにしてもらう手続きです。
自己破産は、必要最低限の財産は持ち続けることができますが、マイホームや高額な財産・預貯金などは、債権者への返済に充てるため回収されることになります。
ただ、借金が「無理をしなくては払えないような金額」にまでなってしまっているのに、無理に返済計画を立てても、結局払うことができず借金が膨れ上がっていくだけですので、
自己破産をして、人生リセットすることを視野にいれるのも大切です。
自己破産をするメリットは大きいですが、デメリットもあります。それが自分にとって不利益にならないか、弁護士や司法書士にきちんと相談して手続きするようにしましょう。
詳しくは、自己破産のページをご覧ください。