強制わいせつ罪

 近頃、日本を代表するタレントである香川照之さんが銀座の高級クラブのホステスに暴行を加えたなどとして、週刊誌に取り上げられて、タレント活動を自粛した。 この報道に対して巷では様々な意見が飛び交い、遂にはCMなどのスポンサー企業がCMを取りやめるまでになり、タレント生命が危ぶまれる事態まで発展している。  

 香川さんといえば、ドラマはもちろんのこと、CMにあっても毎日、テレビ画面で顔をみるほどの売れっ子であった。

朝の情報番組「THE TIME」、ドラマ「六本木クラス」、NHKの「昆虫すごいぜ!」 そのほかにもアニメ番組をプロデュースしたり、その他数々のCMに出演していた。  

今回取り上げられたことは過去の犯した行為ではあるが、たとえ相手がホステスであってもその者の意思に反して行ったわいせつな暴行は、「強制わいせつ罪」にあたり、2017年に親告罪ではなくなったため、被害者本人の告訴なくして犯罪を構成することになる。 したがって、この事実の確たる裏付けがあれば警察も逮捕に踏み切ることができることとなる。

香川さんの暴行やパワハラに関するエピソードはこれからも次々に表面化する様相を呈しており、逮捕も現実となる可能性を秘めている。

また一人、日本を代表する優秀な俳優のタレント生命が失われてしまう恐れがあり、複雑な思いではあるが、残念な気持ちであることは否めないのが正直なところである。

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